練習用の安タイヤを履きつぶしてから試そうと思っていたTUFOS3liteだが、結局我慢できずに履いて走ってきた。


700×19cということ、さらに公称重量215㌘ということで走りの軽さを期待していたが、期待を裏切らない良いタイヤと思う。

推奨空気圧8~15気圧とかなり幅があるので、セッティングを煮詰めるのに少し時間がかかるだろうか。

普段おっさんはチューブラータイヤの空気圧をフロント6.8~7.2、リアを7.0~7.5気圧で平地や山など走る予定に合わせて少しずつ変えていた。

S3の推奨空気圧を下回っているため、とりあえずフロント8.5のリア9.0で走り出してみた。

これは他のチューブラーでは高すぎて、拾った振動で体がやられるほどの高気圧だ。


最初に感じたのはモッチリとしたグリップ感で、踏み込みに対してグイッと踏ん張った後にスッと前にでる感覚だった。

悪く言うと加速がもたつく感じ。

比較になるような良いチューブラーはコンチネンタルのグランプリ4000位しか使った事がないが、あの鋭い加速感とはだいぶ違う(´Д`)

あれ?失敗だったかな?と思ったのも束の間、どうやらタイヤの表面が一皮向けるにつれて、そのもたつきが無くなってきた。

ただ、タイヤの味付けというか何というか、やはり『タメ』を作って加速するタイヤのように思える。

路面に吸い尽くようなグリップ力との兼ね合いなのだろうが、ズバッと鋭い加速感がお好みなら他の選択肢が有るかもしれない。


路面の振動は、おっさん的に高い気圧であるにも関わらず非常にマイルドに伝わってくる。

タイヤの真円度も高いようで、下りではすーっと速度が乗っていき、ハンドルに伝わる振動が手のひらで収まるような、とても滑らかな走り心地だ。

チューブレスタイヤは乗り心地が良いと聞くが、構造的にチューブレスに近いというTUFOタイヤの面目躍如といったところか(゚∀゚)

TUFO、もう何種類か試してみよう。


因みに、おっさんレーパンを洗濯するときに、臀部とサドルの擦れた跡がかなり片方に偏っていることに気がついた。

具体的には尻がサドル上で右に寄っているため、パット裏側の左半分がより広範にわたり擦れている。

サドルは真ん中を頂点に緩やかに丸まった形状なので、骨盤が右に落ちると言うことは反対に左側が上がるということ。

おっさんがクリート調整でいつも悩んでいた左足が少し短い問題は、左の股関節が骨盤と一緒に持ち上がって、クランクの下死点までの距離が遠くなったのが原因ではないか?

という事に気がついた訳だ。

現在矯正中だが、さてさてどうなる事やら(;´Д`)



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